石川県の金沢市に行く機会があり、「こまつの杜」まで足を延ばしてみました。
鉱山現場で走り回る巨大なダンプトラックの迫力ある映像を以前に見てから、ずっと興味がありまして。
ほんとに巨大ですごい迫力でした。
係員の方のご説明では、確かショベルが新品で5億円で、ダンプトラックが中古で3億円とのこと。
意外に安価なのに驚いていたら、同行者から「ジレットモデルなんじゃない」との意見が。
そこで、コマツさんのIR情報を見てみたところ、ユーザの機械購入から中古売却までの機械ライフサイクル全体を通じて機械管理をサポートするバリューチェーンビジネスを展開されているとのこと。
特に、部品販売やメンテナンスをアフターマーケットと位置付けて、収益に結び付けてらっしゃるようです。
弁理士としましては、アフターマーケットにおける収益確保のためのコマツさんの特許戦略が気になるところです。
時間のある時にでも分析してみたいですね。
で、せっかくなので、ジレットモデルにおける特許権の活用について調べて、次の別記事でまとめてみました。
特許権侵害訴訟に学ぶ、ジレットモデル(消耗品モデル)における特許の活用-消耗品市場への参入障壁を特許で築くには
調べてみると、なかなかに奥の深い世界でした。